私たちには、活力がある。

この大学でデザインを学ぶ仲間に出会い、あらゆるヒトと共に成長を重ねた。
新型コロナウイルスの影響やコースの選択により自分との向き合い方を考え、
今までの当たり前を見つめ直せたからこそ、繋がりを求め、ビジョンへ向かおうと志した。
私たちは、瞼の中にある光に満足することなく、目を開き続けた。

この4年間の日々は、私たちが経験した変わることのない事実だ。

生きること自体が目的である細胞のように、私たちという細胞も、何度も何度も本能的に光を求め続けた。
この卒業制作展でも一人一人が声を掛け合い、胸を張れる展覧会を共に作り上げたい。

これから先、あなたと私がどんな事実にも向き合えるように。

私に、活力を見せてくれ。

さいごに

私たちが４年間で出会い、育み、得た「活力」は、この先の人生において力強い光になると確信し、
この度、第18回 名古屋学芸大学 デザイン学科 卒業・修了制作展にて、
学部生81名と大学院生1名、合わせて82名の「未来への活力」を表現します。

また、卒業・修了制作展開催にあたり、このような展示の場を与えて下さいました愛知県美術館ギャラリー様、
ご指導、ご助力をいただきました教員・助手の皆様、先輩・後輩、家族・友人・仲間、
ご支援いただきました展覧会関係者全ての皆様に、心より感謝御礼申し上げます。

名古屋学芸大学 メディア造形学部 デザイン学科 出展者82名